- ヒロシマのいのち
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- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2017年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784580822764
[BOOKデータベースより]
第1章 ぼく・わたしが体験した8月6日 あの日、きのこ雲の下でなにがおこったのか(岩田守雄さん―母をうばった原爆。二度とあんなことがあってはいけないという思いを、被爆したピアノと若い人たちにたくしたい;岡ヨシエさん―十四歳でいのちを終えてしまったたくさんの同級生のことを思うと、「助かってよかった。」という思いは一度もないの;堀田シヅヱさん―平和こそ宝。被爆者はわたしたちで最後にしたい)
第2章 平和のバトンをつなぐ 平和活動の芽吹きを追って(宇根利枝さん―原爆献水活動と、大阪の子どもたちの平和をつむぐ活動;兒玉光雄さん―放射線被害のおそろしさを伝える兒玉さんと、ヒロシマの新しい継承活動)
第3章 これからを生きる君たちへ 新しい世代が伝えるヒロシマ(好井敏彦さん―胎内被爆とピアノにみちびかれた、ぼくの平和活動;佐藤規代美さん―原爆の遺品がもつ意味、遺族の思いを、広島平和記念資料館から未来に伝える)
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高学年の子ども達に戦争関係の本を紹介したいと思い、読んでみました。
ヒロシマで被爆された方たちの体験談が書かれた本です。
いろいろな体験談が載っているので、長い本を読むのが苦手な人も、比較的読みやすいと思います。
ヒロシマに関する本はたくさん出版されていますが、この本を読むと改めて、戦争を体験した方々の生の声を聞くことが、どんどん難しくなってきている危機感を感じます。
今、日本が平和であることは、当たり前のことではありません。戦争でたくさんの方々が亡くなったこと、戦争は二度としてはいけないと語り続けている方々がいるからこそ、今の平和があるのだと気づかされます。
そうした世代から平和のバトンを受け継ぐことの重要性を、改めて認識させられます。子供たちは真剣に受け止めてくれるので、語り継いでいくことは大人の責任だと思っています。
原爆投下、終戦が8月ということで、学校ではなかなか平和教育について取り上げる機会がないだけに、身近な大人が積極的にこうした本を紹介していくことは、平和教育のひとつになると考えます。
戦争体験を知ることは、本を読むだけでは限界がありますが、全く知らないより、本からでも知ることができるなら、読んでいる方がいいです。
戦争体験者の方々にも、今の子供たちと同じように、大切な家族や友人がいたということを知ってほしいです。(MAYUCLUBさん 40代・東京都 男の子11歳、女の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】