- AIが人間を殺す日
-
車、医療、兵器に組み込まれる人工知能
集英社新書 0890G
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2017年07月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087208900
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[BOOKデータベースより]
飛躍的な進化を遂げる人工知能(AI)。明るい未来が語られる一方で、「二〇四五年問題」などのAI脅威論も少なくない。しかし著者はむしろ、目前に迫る危機として、車、医療、兵器の三つを挙げる。共通するのは、私達の命に直結する分野であること。ここに今、最先端のAIが導入されようとしているが、中身の見えないブラックボックスであるうえに、ときに暴走の危険性をはらむ。AIの真の脅威が明らかに!
第1章 AI脅威論の虚実(パターン認識の職種が危ない;二〇四五年問題と火星の人口爆発 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 自動運転車の死角(死亡事故の現場検証;公道でのテスト走行が不十分だった ほか)
第3章 ロボ・ドクターの誤診(ワトソンとは何か;凄腕の医師ワトソン ほか)
第4章 自律的兵器の照準(対テロ用の自律的ドローン;第三の軍事刷新とは ほか)
第5章 スーパー・オートメーションの罠(原発事故を想定したロボットとは;悪戦苦闘の末に、人の共感を勝ち得る ほか)
「AIに仕事を奪われる」よりも
身近に迫る深刻な危機とは――?
人工知能(AI)が脅威として語られるとき、主な論点は次の2つに集約される。それは、我々の仕事が奪われるという「雇用崩壊」の問題と、人間の知能を超えるという「シンギュラリティ」の問題である。しかしそれ以前に、もっと深刻で危機的な状況が身近に迫っている。それが本書で取り上げる「自動運転」「医療」「兵器」の3分野だ。これらは、産業的インパクトが計り知れないだけに、公然と批判することはタブー視されてきた。本書はこれらの「闇」に深く斬り込み、AI開発を取り巻く現状に警鐘を鳴らす!
【主な内容】
●ドライバーは事実上のモルモット? 「自動運転車」の闇
●テスラの自動運転車の死亡事故、真の原因は?
●AIによる医療診断で誤診が起きたときの責任は誰にあるか?
●膨大な医療データの収集で懸念されるプライバシー侵害
●世界各国で導入が進む標的を勝手に判断して攻撃する「自律的兵器」
●米国が開発を進める「スマート核兵器」とは?
【目次より】
第1章 AI脅威論の虚実
●パターン認識の職種が危ない
●Human out of the Loop−制御の環から外される人間
●3種類のAI
第2章 自動運転車の死角
●死亡事故の現場検証
●米国政府は消費者保護より産業育成を優先
●ヒトと車の関係はどうあるべきか
第3章 ロボ・ドクターの誤診
●AIと医師の意見が割れたら?
●病気の発症予測も可能
●ディープラーニングの暴走
第4章 自律的兵器の照準
●ターミネーター問題とは
●テロリストの手に渡る恐れも
●抜け目ないグーグルのやり方
第5章 スーパー・オートメーションの罠
●ロボットはどこまで人間に近付いたか
●裁判や人事考課にAIを活用
●AIによる真の脅威とは何か
おわりに