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[BOOKデータベースより]
辞書+文法書モデルを越えて、ネイティブスピーカーの直観に迫る。
ことばとは何か
[日販商品データベースより]辞書と文法書―言語知識の生成文法モデル
語とその振る舞い
イディオム
イディオムに溢れた日常言語
構文
頻度
言語の設計特性としての頻度の偏り
インプットから学ぶ
多義性
創造性と革新
ブレンディング
メンタル・コーパス
The Mental Corpus(Oxford 2012年)の日本語版。こころの中の「コーパス」で「言葉とは何か」を探求する。これからの言語研究が取り組むべき新たな領野を切り開くだけでなく、英語教育にも大きな示唆に富む。
■本書解題より
「ことばとは何か」。言語学はこの問いに答えようとする。それは突き詰めればメンタル・コーパスだ−これがTaylorの答えである(大堀壽夫)。
本書は言語理論についての本であって,英語学習・英語教育についての本ではない。しかし,後者について真剣に考えている人間にとっては,論点の宝庫のような本だとも言える。私が初めて本書を読んだときは,一章一章で自分の学習方法や授業スタイルについて反省を迫られているような思いだった(平沢慎也)。
本書は,生成文法と競合しうる理論へと成長しつつある認知言語学がさらなる発展を遂げるために取り組むべき新たな領野を,多様な現象の分析例を含む透徹した論述を通して,力強く切り開いてみせた画期的な著作である(西村義樹・長谷川明香)。
■本書帯より
この本はたとえば“The farmer kills the duckling”(農夫はアヒルの子を殺す)という例文を使って考える文法の議論を信用しない。そういう文は文法書のなかにしかなく、実際にはまず誰も言わないからである。ルール先行ではなく、言語の現実に即してルールをしなやかに組み立てていく現場にこの本は立ち会わせてくれる。専門用語は最低限に留められ、しかも翻訳が見事。たとえば ready to goが「もう出られる」と訳される柔軟さは、この本の議論のしなやかさにぴったり呼応している。 (柴田元幸・東京大学名誉教授)