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紀州地域の寺院空間と書物・言説 アジア遊学 211
勉誠社 大橋直義
点
覚鑁上人によって、大伝法院領荘園である弘田荘(和歌山県岩出市)に開かれ、頼瑜が大伝法院の堂塔を移したことにより、新義真言宗の拠点として成立した根来寺。そこは単に「古刹」とするにとどまらない、多様な意義を有した寺院空間であった。この根来寺において著述・編纂された延慶本『平家物語』と紀州地域との関わり、その書物としての成り立ちを再検討し、延慶本という書物が存在した場のありかた、延慶本が持つ説話論的な多様性を明らかにする。
イントロダクション(紀州地域学というパースペクティヴ―根来寺と延慶本、平維盛粉河寺巡礼記事について)総論(延慶本『平家物語』と紀州地域)書物としての延慶本『平家物語』と聖教(延慶本平家物語の書誌学的検討;延慶本『平家物語』周辺の書承ネットワーク―智積院聖教を手懸かりとして;延慶本『平家物語』の用字に関する覚書)根来寺の歴史・教学・文学とネットワーク(「束草集」と根来寺;高野山大伝法院と根来寺;延慶書写時の延慶本『平家物語』へ至る一過程―実質・実触・一つの相承血脈をめぐって;頼瑜と如意宝珠;寺院経蔵調査にみる増吽研究の可能性―安住院・覚城院)延慶本『平家物語』の説話論的環境(十三世紀末の紀州地域と「伝承」―延慶本『平家物語』・湯浅氏・無本覚心;崇徳関連話群の再検討―延慶本『平家物語』の編集意図;称名寺所蔵『対馬記』解題と翻刻―延慶本『平家物語』との僅かな相関)延慶本『平家物語』・紀州地域・修験(延慶本『平家物語』と熊野の修験―根来における書写を念頭に;承久の乱後の熊野三山検校と熊野御幸;紀州と修験―縁起から神楽へ)
覚鑁(かくばん)上人によって、大伝法院領荘園である弘田荘(和歌山県岩出市)に開かれ、頼瑜(らいゆ)が大伝法院の堂塔を移したことにより、新義真言宗の拠点として成立した根来寺。そこは単に「古刹」とするにとどまらない、多様な意義を有した寺院空間であった。この根来寺において著述・編纂された延慶本『平家物語』と紀州地域との関わり、その書物としての成り立ちを再検討し、延慶本という書物が存在した場のありかた、延慶本が持つ説話論的な多様性を明らかにする。
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[BOOKデータベースより]
覚鑁上人によって、大伝法院領荘園である弘田荘(和歌山県岩出市)に開かれ、頼瑜が大伝法院の堂塔を移したことにより、新義真言宗の拠点として成立した根来寺。そこは単に「古刹」とするにとどまらない、多様な意義を有した寺院空間であった。この根来寺において著述・編纂された延慶本『平家物語』と紀州地域との関わり、その書物としての成り立ちを再検討し、延慶本という書物が存在した場のありかた、延慶本が持つ説話論的な多様性を明らかにする。
イントロダクション(紀州地域学というパースペクティヴ―根来寺と延慶本、平維盛粉河寺巡礼記事について)
[日販商品データベースより]総論(延慶本『平家物語』と紀州地域)
書物としての延慶本『平家物語』と聖教(延慶本平家物語の書誌学的検討;延慶本『平家物語』周辺の書承ネットワーク―智積院聖教を手懸かりとして;延慶本『平家物語』の用字に関する覚書)
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覚鑁(かくばん)上人によって、大伝法院領荘園である弘田荘(和歌山県岩出市)に開かれ、頼瑜(らいゆ)が大伝法院の堂塔を移したことにより、新義真言宗の拠点として成立した根来寺。そこは単に「古刹」とするにとどまらない、多様な意義を有した寺院空間であった。
この根来寺において著述・編纂された延慶本『平家物語』と紀州地域との関わり、その書物としての成り立ちを再検討し、延慶本という書物が存在した場のありかた、延慶本が持つ説話論的な多様性を明らかにする。