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[BOOKデータベースより]
第1章 賞賛と批判(中立的な評価は可能か?;実験・20の扉と無礼な応答 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 性格(数十億人と4つの性格;実験・しゃべりすぎ、しゃべらなさすぎ、それともぴったり? ほか)
第3章 チームとチームビルディング(チームの作り方;実験・どんな風に私を愛しているか?ひとつずつ数えましょう ほか)
第4章 情動(情動とは何か?;実験・私の情動が聞こえますか? ほか)
第5章 説得(実験・人(あるいは、もの)は専門家になれるか?;なぜレッテルはそれほど強力なのか? ほか)
『心の仕組み』のスティーブン・ピンカー、『影響力の武器』のロバート・B・チャルディーニ絶賛!
本書は人々を悩ませる対人関係、中でも賞賛と批判・性格・チームづくり・情動(感情)・説得という5つのテーマについて、29の実験をもとによりよい関係を築くための秘訣を教えてくれる。
本書ではさまざまなユニークな実験が繰り広げられる。ドライバーを事故に導くカー・シミュレーター、入力ミスにお世辞で返すスペルチェッカー、内向的なショッピングサイト、などなど。著者クリフォード・ナスは一つひとつのアイデアを仮説にして社会心理学的な実験を行い、結論を導いていく。その手順が本書ではオープンにされているため、心理学研究者のみならず一般の読者にとっても、よい思考トレーニングになるだろう。
本書のユニークな点は、実験の協力者としてコンピューターを使う点だ。心理学で言われる「メディアの等式」(人はコンピューターやメディアを人として扱う)に従えば、人とコンピューターとのやりとりは、人と人とのやりとりと同じだという。不確かな人間に実験を手伝ってもらうよりも、被験者に対して常に同じ反応を返すコンピューターを実験に利用したほうが、正確な結果が得られるのだ。
多くの実験を通して得られた対人関係の秘訣は、家庭からビジネスまで、幅広く応用できる。コンピューターはわたしたち自身について、人間より「人間らしい」洞察をもたらしてくれるのである。