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[BOOKデータベースより]
排外主義、全体主義、歴史修正主義、そして米国追従。現下の「保守思想」の表面を覆いつくすこうした要素の対極に、本来の保守思想はあったのではないか。戦時下統制、戦後の解放、安保闘争、冷戦の終焉からアメリカニズムまで、時々のヘゲモニーを下支えする社会的熱狂を徹底的に懐疑し、社会のアウトサイダーとして位置づけられた保守のロジックを炙り出す。
1 保守のロジック(保守ということ(一九四九年);正統思想について(『日本のアウトサイダー』、一九五九年);現代における保守と自由と進歩(抄)(一九六三年))
2 大東亜戦争への違和、戦後への反逆(昭和の精神史(抄)(一九五五年);戦時の精神的雰囲気(『時代と私』、一九七一年);ある異常体験者の偏見(一九七四年))
3 ファシズムと共産主義への懐疑(暴力・ファシズム・共産主義(一九四八年);共産主義と人間尊重(一九五一年);ベルリンにて(抄)(一九五七年))
4 政治の過剰への対峙(一匹と九十九匹と―ひとつの反時代的考察(一九四七年);政治的季節の中の個人(一九六〇年);今日の政治的関心(二)―安保さわぎの後を受けて(一九六〇年))
5 アメリカニズムからの脱却(「ごっこ」の世界が終ったとき(一九七〇年);「アメリカニズム」の終焉(抄)(一九九三年);ポスト・バクダッド(二〇〇三年))