[BOOKデータベースより]
とうふこぞう、ざしきわらし、すねこすりのようかい3にんぐみは、にんげんのまちで、ようかいごのみのあじをさがしては、りょうりばんづけにのせています。あるひ、とうふこぞうは、うんめいのとうふとであい…、「おそろしいほどうまいっ!!」
[日販商品データベースより]とうふこぞう、ざしきわらし、すねこすりの妖怪3人組は、グルメ覆面調査員。
人間の町で妖怪好みの味を探しては、料理番付に載せています。番付が出ると、妖怪たちは人間に変装して店へと急ぎます。
ある日、とうふこぞうは運命の豆腐と出会い、料理番付に載せたところ、妖怪たちに大評判!
ところがふた月ばかり過ぎた頃、「豆腐がまずい」と妖怪たちが文句を言いに来て……。
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おいしいものが食べたいと思うのは、人も妖怪も同じこと。ここに、いかにもまずそうな表情で蕎麦をすすっている、三人の妖怪がいます。彼らの名は、「とうふこぞう」、「ざしきわらし」、「すねこすり」。彼らは、ただ小腹を満たすために蕎麦をすすっているわけではありません。実のところ三人は、妖怪好みの食べ物を紹介する「妖怪料理番付」、そのグルメ調査員なのです!店から店へと食べ歩き、人の世界にある妖怪好みの味を探す三人ですが、なかなか良い店がありません。そんななか出会ったのは、見るからにボロボロの豆腐屋、名は「おまめや」。おいしいものの気配を感じたとうふこぞう、さっそくおまめやの豆腐をパクリ。「きしきしするこの感じ、最高!」「おそろしいほどボソボソしてる!こんなにおいしいもの食べたことないよ!」……どうやら妖怪たちの「おいしい」と人間の「おいしい」とは、まるきりアベコベなようです。ともあれ、とうふこぞうはすぐさま、妖怪料理番付におまめやを掲載しました。妖怪たちのあいだでたいへんな評判になったおまめや、連日、人でないものたちの行列が絶えません。しかしそんなある日、妖怪たちがとうふこぞうに文句をいいにやってきます。いわく、おまめやの豆腐の味が変わってしまい、とびきりまずくなってしまったというのです──。あふれる魑魅魍魎!まるで百鬼夜行!出るわ出るわの妖怪パレード!全国津々浦々のさまざまな妖怪がページ狭しと躍動し、とってもにぎやかな作品です。グルメ調査員のひとり、まんまるの体をした猫のような姿の「すねこすり」をはじめ、とぼけた表情の「カッパ」や、小人のようにちいさな鬼の「やなり」など、かわいらしい妖怪がたくさん!そして、しっかり不気味な妖怪もたくさん……でも、不気味な妖怪もかわいい妖怪も、みんなおまめやのおいしい豆腐でニコニコ!それに、変装して豆腐屋に現れる妖怪たちですが、化けるのが下手すぎてみんなバレバレ……。そんな愛嬌たっぷりな妖怪たちの、いろんな表情や姿がたのしくて、なんども読み返してはページの隅々までながめてしまいます。本編に登場する妖怪たちは、表紙裏に名前つきで紹介されているので、お気に入りの妖怪がどんな出自を持つのか、くわしく調べてみるのも楽しそうですね。それから、この作品には忘れちゃいけないオマケ要素が!表紙、裏表紙含め、各見開きに必ず、ちっっっちゃなヒヨコが隠れているんです。あまりにちっちゃいので難易度は高いかもしれませんが、ぜひ探してみてください。
(小説家 堀井拓馬)
妖怪が好きな現在三年生の息子に読みました。
いろいろな妖怪が出てきて、そのあたりはおもしろかったようです。
でも、肝心の内容は、息子にはイマイチぴんとこなかったみたい。
人間が不味いと思う料理。でも妖怪にしてみたらとても美味しい料理。
つまり、人間と妖怪では味覚や味の価値観が全く正反対なんですよね。
そのあたりがわからないとこの作品は楽しめないと思うのですが、
三年生の息子にはまだ難しかったみたいなんです。
きしきしのお豆腐 ぼそぼそのお豆腐
大人だったらそこで、あんまり美味しくなさそうなお豆腐だなと思いそうですが
息子には きしきしぼそぼそのお豆腐=まずそう・・・
ってことが、繋がらなかったみたいです。
私個人的には☆五つなのですが、今回息子の反応をみて
☆四つとさせていただきました。(チチンプイのプイ♪さん 30代・静岡県 男の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】