- 富士山噴火
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- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2017年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087455946
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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★プロ書店員レビュー★
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そのまんま富士山噴火
タイトルの通り、富士山噴火に伴う様々な災害と立ち向かう人々を描いた”防災エンタメ”です。年寄世代だと小松左京氏の「日本沈没」を思い起こすような内容ですが、「日本沈没」が”中盤のパス回し”重視で時としてまだるっこしさを感じさせるのに対して、この「富士山噴火」は”中盤を省略した縦への速い攻撃”重視でスピード感が凄いです。序盤に樹海の風穴で異変に気付くと、そこからの畳み掛ける様がまさに怒涛の展開です。このスピード感で600ページ超の小説を突っ走るのだから”防災エンタメ”恐るべしです。何はともあれ、自治会の防災訓練は参加しておいた方がよさそうです。
レビュアー:加藤永人 / リブロ / 男性 / 50代
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[BOOKデータベースより]
元陸上自衛隊の新居見は3年前の南海トラフ大地震で妻と息子を失った。生き残った娘とは絶縁状態だ。ある日、この国が経験したこともないような巨大災害―富士山噴火が近いという情報を旧友の記者から得る。大地が震え、大量の噴石が降り注ぐ中、人々を待ち受ける運命とは。新居見は今度こそ、愛する人を救えるのか!?日本壊滅の危機を、そして父と娘の絆の再生を描く感動の災害エンタメ!
[日販商品データベースより]死者数最大1万3千人、被害総額2兆5千億円と予測される富士山噴火。過去最大の災害危機に真っ向から挑み、さらに父娘の絆の再生を描き出すノンストップ防災エンターテインメント。(解説/鎌田浩毅)