美少女美術史

人々を惑わせる究極の美
ちくま学芸文庫　イー５５ー４

筑摩書房
池上英洋　荒井咲紀　

• 価格: 1,045円（本体950円＋税）
• 発行年月: 2017年06月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784480098009

内容情報

[BOOKデータベースより]

この世でもっとも純粋で美しいもの―それは愛らしい少女たちの姿。なぜ、彼女たちは時代によって、エロスを漂わせた存在として表現されたり、性をそぎ落とされたけがれない姿で描かれたりと、変貌をくり返してきたのか？そこには人間のどのような理想と欲望が映し出されているのか？あらゆる女性の理想とされたあどけない聖母マリアから、突如挑発的な姿を露わにし始める現代の少女たちまで、２００点の名画の裏に隠されたメッセージを読み解く。色鮮やかな図版が誘う究極の美の世界。

第１章　美少女美術の黄金時代
第２章　神話世界の美少女
第３章　キリスト教と美少女
第４章　美少女の復活
第５章　「美少女」の誕生
第６章　印象派と世紀末の美少女