- 不道徳な見えざる手
-
自由市場は人間の弱みにつけ込む
PHISHING FOR PHOOLS東洋経済新報社
ジョージ・A・アカロフ ロバート・J・シラー 山形浩生- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2017年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784492314982
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[BOOKデータベースより]
結婚式、お葬式、新車購入、住宅購入、金融商品、医薬品、選挙、広告、ポテトチップス、たばこ、お酒…知らずにみんな釣られている。賢いはずのあの人が、なぜカモられてしまうのか?ノーベル賞受賞者による衝撃作!経済とは、釣り師とカモの永遠の闘いである。
まえがき 経済はごまかしに満ちている
[日販商品データベースより]みんな操作されてしまう:釣りの経済学
第1部 釣り均衡を考える(人生至るところ誘惑だらけ;評判マイニングと金融危機)
第2部 あちこちにある釣り(広告業者、人の弱点を突く方法を発見;自動車、住宅、クレジットカードをめぐるぼったくり;政治でも見られる釣り;食品、医薬品での釣り;イノベーション:よいもの、悪いもの、醜いもの;たばこと酒と釣り均衡;倒産して賭けを得る;マイケル・ミルケンがジャンクボンドを餌に釣り;釣りと戦う英雄たち)
第3部 自由市場の裏面(自由市場のすばらしい物語を見直そう)
あとがき 釣り均衡の重要性
経済とは、釣り師とカモの永遠の闘いである!
ノーベル賞受賞経済学者コンビによる、『アニマル・スピリット』の続編。
アダム・スミス「見えざる手」への盲目的な信仰を壊すパワフルな一冊。
賢明で誠実なあの人が、なぜたやすくだまされるのか?
なぜ、不道徳なふるまいをしてしまうのか?
自由市場はすばらしいという「虚構」を明らかにする事例の数々。
すべてのビジネスパーソンに読んで欲しい、本当はこんなに恐い自由市場の話。
●本書の主な主張
・経済システムはごましだらけで、みんなもそれを理解するべきだ
・競争市場は、革新的なビジネスヒーローのやる気を引出し報いるのに長けている
・その一方で、誠実とは言い難い行動を促す圧力も奨励されてしまう
・人々は驚くほどしょっちゅうカモとして釣られている
・カモ釣りは、いたるところに存在している
・私たちの「肩の上のサル」は、私たちに深刻な影響を与える
・悪いのは釣り師ではない。釣られる人々でもない。カモ釣りをうながすシステムだ
・結婚式や住宅購入など、特別な買い物はカモ釣りの絶好の機会だ
・最悪の不景気をいくつも招いた最大の原因は、金融市場でのカモ釣りだ
・健康にとって有害な医薬がいまだに後を絶たない理由もカモ釣りだ
・政治(選挙)は最も単純な釣りを起こしがちだ
・カモ釣りとがんには類似性がある
・経済学者の市場理解には問題がある