- 万葉集から古代を読みとく
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2017年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480069627
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[BOOKデータベースより]
歴史の中の『万葉集』。歌の拡がりを示す、出土した考古資料。民俗学が教えてくれる歌の文化の本質。それらを総合することによって、『万葉集』の新しい読み方を提案する画期的な書。“情感を伝える歌”“事実を伝える日記”“共同体が伝える物語”。古代人は、どうやったら、これらをうまく書き表し、後世に残せると考えたのか。斬新な古代文化論、万葉文化論が、ここに出現。
第1章 歌と文字との出逢い
第2章 歌を未来に伝える意志
第3章 歌の作り手と歌い手
第4章 木簡に書かれた歌
第5章 日本語を漢字で書く工夫
第6章 日本型知識人の誕生
第7章 日本型知識人と神々
第8章 消えゆく物語をどう残すか
第9章 日記が芸術になる時