- 徳富蘇峰と大日本言論報国会
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2017年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634547100
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 記録ミッドウェー海戦
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2023年06月発売】
- 戦中・戦後文化論
-
価格:7,150円(本体6,500円+税)
【2020年10月発売】
- 分断のニッポン史
-
価格:990円(本体900円+税)
【2021年08月発売】
- ラバウル航空撃滅戦
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2020年09月発売】
- ミッドウェー海戦 第1部
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2012年05月発売】
[BOOKデータベースより]
第二次世界大戦は、イデオロギーの闘いでもあった。アメリカにとって、それは民主主義に敵対するファシズムの哲学を打倒する闘いであり、ファシズム諸国の国家改造が目標だった。これに対して日本の「思想戦」は、対外的な宣伝力が弱く、「思想戦」の主体とされた大日本言論報国会は、国内に残されている米英思想の排撃に狂奔する。同会々長の徳富蘇峰は、十五年戦争期に戦争を煽ることで不死鳥のように甦り、ついには論壇の大御所となった。「思想戦」論の行き着く先を、戦時下の蘇峰の姿とともに描きたい。
知識人の戦争責任
1 十五年戦争期の徳富蘇峰
2 思想戦と大日本言論報国会の結成
3 国内思想戦のイデオローグたち
4 運動の展開
5 「言論暢達」政策と「大号令」詔書
蘇峰の戦後と言論報国会の位置