- 近代作家の基層
-
文学の〈生成〉と〈再生〉・序説
近代文学研究叢刊 61
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784757608290
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近代文学研究叢刊 61
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[BOOKデータベースより]
表現することは、作家にとって“再生”への“祈り”なのだ。文学は表現者を鍛え、ひとをつくる。ひとはまた、歴史を構築する…。文学とは、書き手にも読み手にも、孤独な試練を与えるものであるらしい。伊勢に住み、紀伊・熊野を見据えた著者の、近代作家・文学論。
序章 文学の“生成”と“再生”
[日販商品データベースより]1 近代作家の基層(文学にみる西方志向―折口信夫『死者の書』の場合;歌集『海やまのあひだ』の基層―迢空の揺曳と覚悟 ほか)
2 作家の跫(評論・エッセイ)(邂逅“漱石と子規”;愚庵と子規と喜作と ほか)
3 熊野・伊勢(紀行・インタビュー・講演録)(波及する近代、創造する熊野;今、なぜ熊野なのか。 ほか)
4 阪中正夫作品「小説・放送台本」―解題と本文(小説「玉菊」とその本文;放送台本「幽霊ヒョロ助物語」)
作家は作品を紡ぎながら、成熟する。そこには風土や、生育環境や、時代精神等との対峙がある。それらが輻湊し、作家の基層となって、名作がうみだされる。本書は、著者が関心をもつ作家と作品について、これまでに著述した論考をまとめたものである。生成と崩壊、そして再生。文学には、私たち人間の根幹にある〈生きる〉ことへの〈祈り〉が秘められている。身近な日常を襲うさまざまな困難に打ち克ち、〈蘇生する力〉を、「作品」を通じて学ぶことはできないだろうか。伊勢に住み、紀伊・熊野を見据えた著者の、近代作家・文学論。