- 加藤周一青春ノート 1937ー1942
-
人文書院
加藤周一 鷲巣力 半田侑子
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2019年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784409041116
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[BOOKデータベースより]
加藤周一が18歳から22歳にかけて書き綴った8冊のノート。そこには小説、詩歌、評論、随想、日記、らくがきなどが年代順に記される。そこからは青年時代に加藤が考えたこと感じたことが読みとれる。加藤の思索の記録として、戦争の時代の証言として貴重なものを選び抄録する。若い読者の便に供するため、編者による註、関連年譜、解説を付した。
「若い菊池寛は芥川龍之介に似ている…」
[日販商品データベースより]「寒い風景」
石川達三「生きている兵隊」覚書
私の見た惇二君
分譲地
インテリ
追分にて或る日
軽井沢にて
旅の日記
故郷と伝統と〔ほか〕
弾丸や飢えは僕を変えるであろう。
勇気の要るのもその時であろう。
(「1941年12月8日」より)
加藤周一が18から22歳にかけて書き綴った8冊のノート。そこには青年時代の加藤の思索があり、その後の思想と行動の原点を見出すことができる。ノートに残された、短編小説、詩歌、評論、随想、日記、らくがき……。戦争がはじまった厳しい時代に翻弄されながら、青年加藤は何を考えたのか?詳細な注付きで復刻し抄録。解説・鷲巣力。年表を付す。
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加藤周一----しなやかで強靭なその個性が、戦争と抑圧の時代をどう生き、自らをどう創っていったのか。
のちにその作品群によって知性と感性のゆたかなポリフォニーを響かせることとなる秘密が、ここにある。
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