[BOOKデータベースより]
魔術的言語「ハナモゲラ」の謎を追って、歌人・笹公人が言葉と韻律の冒険に繰り出す。愉快痛快、縦横無尽の短歌エッセイ多数、ジャズ・ピアニスト山下洋輔との対談も同時収録。
其ノ1 誘われてハナモゲラ(「ハナモゲラ和歌」とは何だったのか;音の響きを手がりに;母音で読み解くハナモゲラ ほか)
其ノ2 短歌をめぐる冒険(「超常現象」を読む・詠む;笹公人が詠む「超常現象」十二首;「スター、アイドル」を読む・詠む ほか)
其ノ3 笹公人の短歌的生活(拝啓、寺山さん―寺山修司の短歌と俳句;歌人・出口王仁三郎;太田水穂の宇宙 ほか)
山下洋輔×笹公人スペシャル・ハナモゲラ対談―ハナモゲラ和歌はフリージャズの流れにある!
ハナモゲラの面白さ、素晴らしさ
みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ(大橋巨泉)
ハナモゲラとは「初めて日本語を聞いた外国人の耳に聞こえる日本語の物真似」が元祖となる言葉遊びのことで、タレントのタモリが使い始めたとも言われています。1970年代半ばから1980年代初めのサブカルチャー文化の中で、ジャズピアニストの山下洋輔などが中心となり人気を博したハナモゲラが、昨年の大橋巨泉氏の逝去に伴い、再び注目を集めています。本書は、第一歌集『念力家族』で、寺山修司の再来と呼ばれた歌人・笹公人氏が、ハナモゲラを万葉集から現代までさまざまな和歌と照らし合わせて音の響きで分析し、興味深い見解を加えていきます。
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