[BOOKデータベースより]
「日本は大学進学率が高い」「侘び・寂びが日本の伝統文化だ」「日本では夫婦同姓が当たり前」―。常識のように語られていることも、「数字・ファクト・ロジック」で考えれば、思い込みや固定感念によるものだということがわかる。ゴシップや流言飛語に惑わされず、物事を正しく判断するにはどうすればいいのか。「人・本・旅」から情報を収集する、物事をゼロから捉え直すなど、著者が実践する「腹に落ちるまで考え抜く」方法を徹底的に解説する。
第1章 根拠なき「常識」が蔓延する日本(「日本の伝統」という言葉を疑ってみよう;本当は派手好きだった日本人 ほか)
第2章 日本の教育を再考する(大学進学率は先進国最低クラス;大学院はさらに深刻 ほか)
第3章 腹に落ちるまで考え抜く(「腹に落ちる」とは何か;「思考力」の磨き方 ほか)
第4章 怠け癖には「仕組み化」(人間はみんなアホであり、チョボチョボである;“チョボチョボ”とは何か ほか)
第5章 構想する力(おもしろい。だからやる;あらゆる物事は“一期一会” ほか)
「数字・ファクト・ロジック」で考えよう
「日本は大学進学率が高い」「侘び寂びが日本の伝統文化だ」「日本では夫婦同姓が当たり前」――。こうした言説は、新聞やテレビでもなかば“常識”のように語られています。しかし、著者であるライフネット生命会長の出口治明さんは、「『数字、ファクト、ロジック』に基づいて考えれば、そのような“常識”は思い込みや固定観念によるものだ」といいます。たとえばOECDの調査によると、日本の大学進学率は先進国のなかでは低いほうなのです。
ネットなどで聞きかじっただけの情報をもとにしていては、適切な判断などできるわけがありません。日本社会に蔓延するゴシップや流言飛語に惑わされず、物事を正しく判断するには、リテラシー(本質を見極める力)を鍛えて正しい情報と間違った情報を見分け、「人・本・旅」から有用な情報を収集し、先入観にとらわれず物事をゼロから捉え直していくことが重要です。このような、出口さんが実践している「腹に落ちるまで考え抜く」方法を徹底的に解説します。
【編集担当からのおすすめ情報】
哲人経営者・出口さんのいちばんの判断基準は、「おもしろいかどうか」だそうです。
「物事を知ること、自分の頭で考えること、自分の意見を述べること。それらに貪欲になるほど人生はより豊かに、おもしろくなっていきます」(出口さん)
なるほど。人生をかけておもしろさを追求する出口さんの本が、おもしろくないわけがない!?
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