- 大食らい子規と明治
-
食から見えた文明開化と師弟愛
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784906885282
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[BOOKデータベースより]
目に触れるものすべてが新しい、東京での食体験。病気になってから目覚めた滋養食。「病牀六尺」の空間に閉じ込められてからも、子規は“ご馳走主義”を唱え、大食らいであり続けた。すべての自由を奪われたあと、唯一残された「食べる楽しみ」を支え続けた家族と門人たち。子規の食から、明治と人生が見えてくる。面白い、食のエピソードがいっぱい!!「文明開化」によって初めて日本に登場した、食べものの蘊蓄コラム。
第1章 大食らい子規(菓子パン―初めての東京で口にした都会の味;言問団子―拓川の家を訪ねる前に食べたという団子;書生子規の食欲―親戚も驚いた子規の大食らい ほか)
第2章 紀行文と食べもの(子規の紀行―各地を旅した子規の記憶に残る食べもの;水戸紀行―水戸への旅は、料理も宿も散々な結果に終わった;四日大尽―大谷是空を訪ねて、大磯に遊ぶ ほか)
第3章 門人・知人と食べもの(夏目漱石(倫敦の焼き芋はおいしいかと尋ねる子規;漱石から送られた夏橙は腐っていた;漱石作品に登場する店を子規は知っていたか?);河東可全―下戸の子規には無用の長物だった酒;井林博政―七変人のひとりから送られてきた箱詰めのリンゴ ほか)