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[BOOKデータベースより]
非正規移民とは誰か。彼・彼女らを合法/不法に分割するものは何か。非正規移民をめぐる追放と抵抗のポリティクスを描き出し、戦後日本における主権の境界作用の論理と効果を明らかにする。
序章 非正規移民の追放と抵抗
第1章 追放と抵抗のポリティクスからみる戦後日本の境界
第2章 帝国と島国のはざまで
第3章 呼び覚まされる帝国の記憶と“戦後日本”
第4章 グローバル化のなかの日本―追放と抵抗の連続と断絶
第5章 主権を無効化する空間
第6章 「違法性」と正規化の矛盾
第7章 「子ども」という価値
終章 社会的・歴史的存在としての非正規移民と境界