[BOOKデータベースより]
私はニューヨークに住みたい。私は生きていたい―アムステルダムからニューヨークへひとり旅立つ、エミリア。直行便で八時間四十分、時差六時間のあこがれの街へ。エミリアは、そこで知りあいになったセスとアビーの兄妹、ジムの四人で、ハリケーン上陸のニューヨークで大停電の日々を過ごすことになった…。
[日販商品データベースより]父親のスキャンダルから執拗なネット中傷を受けた14歳のエミリア。ひとりで渡航したニューヨークで出会ったセスと妹のアビー、ジムの4人で大停電の100時間を過ごす。友情の絆と家族を描いた物語。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- がっこうかっぱの生まれた日
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2023年02月発売】
- ラナと竜の方舟
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年04月発売】
- くすのきだんちのひ・み・つ
-
価格:1,518円(本体1,380円+税)
【2023年02月発売】
いつも見慣れた光景がある日突然様変わりして見えたことはないだろうか。
たとえば、ある日クラスで仲間はずれになり、一人ぼっちになるようなこと。この本の主人公は、父のスキャンダルのせいで、自分自身は何も悪いことをしていないのにSMSでターゲットにされてしまう。
たった一人でニューヨークへ家出し、ハリケーンに遭遇し生き延びる。まるで映画を見ているかのような展開に目が離せなくなり、一気読み。
記者にエミリアが啖呵をきる場面、要所要所で的確な表現で主人公を助ける9歳のアビーがいいなと思った。
その一方で、今私たちが生きているネット社会についても読みながら考えさせられた。即時性と利便性、書き込まれた情報が消せないことの怖さと重さ。
今を生きる10代の子どもたちがこの本をどう読むのか感想を聞いてみたい。(はなびやさん 50代・愛知県 男の子16歳)
【情報提供・絵本ナビ】