- 社会にとって趣味とは何か
-
文化社会学の方法規準
河出ブックス 103
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784309625034
[BOOKデータベースより]
マンガ、小説、ファッション、音楽、アニメ…「趣味」とひと口に言うが、それは私たちにとっていったい何なのか、どんな社会的な「場」をつくり出しているのか―気鋭の社会学者たちが、平成世代の若者文化とコミュニケーションの調査研究をつうじて、長らく更新されてこなかった、文化社会学・ポピュラーカルチャー研究の新しい方法規準を提示する。ブルデューの遺産を乗り越え、今こそ「ふつうの社会学」へ!
はじめに 社会にとって「趣味」とは何か―テイストをめぐる文化社会学の方法規準
第1部 理論篇 テイストの社会学をめぐって(テイストはなぜ社会学の問題になるのか―ポピュラーカルチャー研究におけるテイスト概念についてのエッセイ;社会にとって「テイスト」とは何か―ブルデューの遺産をめぐる一考察)
第2部 分析篇1 「読む」―テイストはいかに作用する/しないのか(読者たちの「ディスタンクシオン」―小説を読むこととそれが趣味であることの差異をめぐって;ライトノベル、ケータイ小説、古典小説を読む若者たち―ジェンダーとオタク/サブカル自認;マンガ読書経験とジェンダー―二つの調査の分析から)
第3部 分析篇2 「アイデンティティ」―界を生きる(「差別化という悪夢」から目ざめることはできるか?;「おたく」の概念分析―雑誌における「おたく」の使用の初期事例に着目して;動物たちの楽園と妄想の共同体―オタク文化受容様式とジェンダー)
趣味が可能にする社会空間とは。気鋭の社会学者たちが、平成時代の若者文化とコミュニケーションの調査研究をつうじて、長らく更新されてこなかった、文化社会学・ポピュラーカルチャー研究の新しい方法規準を提示。
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