- 供述をめぐる問題
-
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784000265010
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[BOOKデータベースより]
事件の被疑者・被告人の自白や、被害者・目撃者たちの証言、いわゆる「供述証拠」は、裁判の有力な決め手となる一方、数々の冤罪を惹き起こす温床にもなってきた。いま、「取調べの可視化」が進み、裁判員裁判も行われるなかで、どのような課題が生じているか。従来の法実務の到達点と限界を見据えたうえで、心理学の知見も取り入れながら、具体的なケースに即して「供述の問題」を考える。
1 問題としての「供述」(法の視点から「供述問題」を考える;任意性・信用性判断の到達点とその限界;供述分析と心理学的合理性;供述採取過程の可視化と犯罪の証明)
[日販商品データベースより]2 供述はどこまで正確か(虚偽自白はどのようにして生じるのか;間違った目撃・被害者供述はどのように生じるのか;なぜ無実の供述が軽視されるのか―「不自然・不合理」判断の闇;訴訟能力が疑われる人々の語りをどう読むか―訴訟能力の鑑定と供述分析と本人の意志尊重と)
3 供述から何を読み取ることができるか(供述分析―体験者の語りと非体験者の語りを判別する;供述の信用性判断と供述者の心理特性;コミュニケーション分析―やり取りに現われる体験性/非体験性;供述の危険性をどのように伝えるか―裁判員裁判における専門家証人;コンピュータを用いた供述の可視化とその分析)
刑事法研究者、実務家のみならず、隣接分野の専門家や海外の研究者の参加も得て、変革期にある刑事司法をめぐる諸問題を深く検討する。本巻では、心理学の知見も取り入れながら、「供述の問題」を考える。