- 列島を翔ける平安武士
-
九州・京都・東国
歴史文化ライブラリー 446
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784642058469
[BOOKデータベースより]
中世前期の武士は所領に根を下ろして土着するイメージが強いが、実際は列島を広く移動した。京都に出仕することで傍輩とのネットワークを築き、様々な情報を得て列島各地に活動の場を広げていった彼らの実態に迫る。
武士は移動する―プロローグ
京都下りの飽くなき収奪者―藤原保昌(冷酷非道な日向守;「兵家」黒麻呂流藤原氏;中央権門と大宰府)
大宰府の武者―平為賢と平季基(東国から鎮西へ;刀伊の入寇;南九州に進出する府官たち;もうひとつの長元の乱)
南島交易と摂関家の爪牙―阿多忠景と源為朝(肥前と薩摩;河内源氏の九州進出;島津庄の発展;平家政権と南九州)
九州に進出する幕府御家人―千葉常胤と島津忠久(源頼朝の挙兵と千葉氏;鎮西守護人千葉常胤;東海道大将軍千葉常胤;鎌倉幕府の成立と南九州;島津氏の成立)
武士の列島展開と京都(京都七条町の成立と殷賑;地域間ネットワークの広がり)
グローバリズムの時代を生きた武士たち―エピローグ
中世武士は地方の所領に根を下ろすイメージが強いが、実際は列島を広く移動した。在京活動のなかで各地から出仕してきた傍輩とのネットワークを築き、様々な情報を得て果敢に活動の空間を広げた武士たちの姿に迫る。
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中世前期の武士は土着イメージが強いが、実際は列島を広く移動した。様々な情報を得て果敢に活動の空間を広げた武士たちの姿に迫る。