[BOOKデータベースより]
何に書きつけているか、書かれている文の特徴、筆跡、それが一族に継承される様相など、あらゆる角度から「書くこと」について分析。物語を動かしている重要な効果を明らかにする。日本現存最古の長編物語がもつ、あらたな魅力を解き明かし、従来の音楽物語という括りから解き放つ。
序章 書くことを意識した物語
第1章 物に書きつく―『うつほ物語』における言語認識
第2章 紙に書きつく―人物関係を構築する文
第3章 「手本」の作成と“手”の相承
第4章 書の継承―「うつほ」をはじめとした篭りの空間と継承者
第5章 清原家の家集進講
第6章 琴を支える書―公開の場の論理
第7章 「清原」家の継承と『うつほ物語』のおわり
補遺―近世・近代の『うつほ物語』の研究
何に書きつけているか、書かれている文の特徴、筆跡など、あらゆる角度から「書くこと」について分析。日本現存最古の長編物語がもつあらたな魅力を解き明かし、従来の音楽物語という括りから解き放つ。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 平安ものことひと事典
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年01月発売】
- 源氏物語 女性たちの愛と哀
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2024年09月発売】
- 中世王朝物語の新展望
-
価格:12,100円(本体11,000円+税)
【2023年11月発売】
- ホトトギス俳句季題辞典
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2008年06月発売】
- 古典の再生
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2024年03月発売】