「勝ち組」異聞

ブラジル日系移民の戦後７０年

無明舎出版 地方・小出版流通センター
深沢正雪　ニッケイ新聞社　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2017年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784895446242

内容情報

[BOOKデータベースより]

勝ち組は狂信的なテロリストだったのか！？戦後、ブラジルの日本人移住地で狂信者、テロリストと決めつけられ、圧殺された人々の声を丹念に拾い戦争とは、移民とは、ナショナリズムとはなにかを問う、在伯新聞記者の渾身のルポ！

１　「勝ち負け抗争」の流れ
２　大宅壮一「明治が見たければブラジルへ！」の意味
３　日本移民と遠隔地ナショナリズム
４　身内から見た臣連理事長・吉川順治
５　二人の父を銃弾で失った森和弘
６　襲撃者の一人、日高徳一が語るあの日
７　正史から抹殺されたジャーナリスト、岸本昂一
８　２０００年に開かれた日系人の“パンドラの箱”
９　子孫にとっての勝ち負け抗争