[BOOKデータベースより]
日中戦争、日米開戦、そして敗戦に至る戦争の時代。翼賛体制・統制経済・大東亜共栄圏は、いかに構築されたのか。さまざまな政治勢力や錯綜する国家構想を整理し、社会構造の変容をふまえて総力戦体制をとらえる。
総力戦のなかの日本政治をどう描くか―プロローグ
1 日中全面戦争の開始
2 泥沼化する中国戦線
3 世界大戦の勃発と日本政治の再編
4 日米開戦
5 「大東亜共栄圏」の実態と戦争のなかの国民
6 大日本帝国の崩壊と戦後の出発
総力戦の時代とは何であったか―エピローグ
日中戦争、日米開戦、そして敗戦に至る戦争の時代。翼賛体制・統制経済・大東亜共栄圏は、いかに構築されたのか。様々な政治勢力や錯綜する国家構想を整理し、社会構造の変容をふまえて総力戦体制をとらえる。
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総力戦のなかの日本政治をどう描くか―プロローグ/日中全面戦争の開始(盧溝橋事件から「対手トセズ」声明まで/総動員体制のなかの政治と社会)/泥沼化する中国戦線(東亜新秩序声明と汪兆銘工作/戦争長期化と政治構造の変容/「銃後」の社会)/世界大戦の勃発と日本政治の再編(ヨーロッパ戦線と日本の南方進出/近衛新体制と大政翼賛会/翼賛体制下の社会統合)/日米開戦(ゾルゲ事件と日米交渉/対米英開戦と翼賛選挙)/「大東亜共栄圏」の実態と戦争のなかの国民(太平洋とアジアでの戦争/戦争末期の政治と国民)/大日本帝国の崩壊と戦後の出発(敗戦/総力戦のなかの政治から戦後政治へ)/総力戦の時代とは何であったか―エピローグ