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[BOOKデータベースより]
戦国時代、一〇〇年以上にわたり阿波国の中心地であった守護町「勝瑞」。阿波細川氏の拠点であり、その被官三好氏はこの地を基盤に京都で政界の覇権を争った。将軍候補や幕府管領も滞在し、ここから捲土重来をはかった。阿波国は、中世後期から近世にかけて、権力主体が変遷したにもかかわらず、ずっと一国単位で歴史が変遷する。その中心は勝瑞から徳島へ引きつがれた。これを「阿波モデル」として全国の城下町研究に提示する。ユニークな空間構造をもつ一六世紀の地方都市・勝瑞の姿を、考古学、歴史学、地理学など多様な視角から解き明かし、中世都市史研究を大きく前進させる一書。
勝瑞研究と中世都市史
第1部 守護町勝瑞の構造(発掘調査から考える守護町勝瑞の範囲と構造;文献史料から考える守護町勝瑞;守護町勝瑞遺跡における寺院の立地とその存立基盤;室町・戦国期における勝瑞の立地と形態;勝瑞館の景観と権威空間としての意味;城郭史における勝瑞城館)
第2部 守護町勝瑞と戦国社会(勝瑞津と聖記寺の創建;歴史的景観復原から見る勝瑞とその周辺―鳴門市大麻地区の検討を中心に;勝瑞と修験道―戦国期阿波国における顕密仏教・寺院をめぐる一視点;勝瑞をとりまく村・町・モノ;戦国阿波の政治史から考える勝瑞;絵図資料からみた勝瑞)
守護町勝瑞と権力・地域構造―阿波モデルの構築