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[BOOKデータベースより]
教師教育という視座
[日販商品データベースより]第1部 州立師範学校前史(教師教育理論の導入と展開―男性指導者による教職の専門職化言説;女性教師像の成立―エマ・ウィラードの「共和国の母」としての教師像;女性のための専門職像を求めて―キャサリン・ビーチャーの専門職としての教師像;女性による教職専門職化批判―メアリー・ライアンの聖職者としての教師像)
第2部 初期州立師範学校の実際(初期州立師範学校の実際―背負わされた宿命;校長補助教師と呼ばれた女性たち―イレクタ・ウォルトンの葛藤;女性教師の日常世界―日記と手紙から)
第3部 州立師範学校の普及と変容(州立師範学校の普及と変容―教育需要の拡大と序列化競争;女性校長の出現とその意味―アニー・ジョンソンとエレン・ハイドの思想と実践;専門的養成をめぐるカリキュラム論争―ジュリア・キングの思想と実践)
教職の女性化と専門職化の相克
今なお女性が多くを占め、専門性より「実践的」養成を求める声に晒されるアメリカの教師教育。19世紀州立師範学校における女性教師たちを追うことによって、教師教育の専門性、女性の労働の問題を照射する。