- 「心の除染」という虚構
-
除染先進都市はなぜ除染をやめたのか
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2017年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784797673395
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 罠
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年06月発売】
- 熔果
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年12月発売】
- 生まれ変わるのが死んでからでは遅すぎる
-
価格:2,600円(本体2,364円+税)
【2025年06月発売】
[BOOKデータベースより]
福島第一原発から50キロ離れた伊達市には、風にのって多量の放射性物質が降り注いだ。避難できる家と避難できない家の格差を生む政策で、分断される市民の心。先進的に取り組むはずの除染事業は失速。行政は「心の除染」を強調するようになる。不安の中、子どもたちを守るため立ち上がる市民たち、引き裂かれた地域社会を修復するため奔走する若き市議会議員…伊達市出身のノンフィクション作家が、被曝に揺れる故郷を描くヒューマン・ドキュメント!
第1部 分断(見えない恐怖;子どもを逃がさない;特定避難勧奨地点 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 不信(「蜂の巣状」;小国からの反撃;公務員ですから ほか)
第3部 心の除染(家族を守るために;放射能に負けない宣言;除染交付金の動き ほか)
原発事故の放射能汚染を過小評価し、安心・安全を植え付けようとする自治体と、子どもたちのために立ち上がる市民たち。開高健ノンフィクション賞受賞の著者が、故郷・福島県伊達市の実態とそこに生きる人間を描く。