[BOOKデータベースより]
人は死後どこにいくのか、そこには何があるのか―。それは太古の昔から問いかけられてきた、人類最大の謎のひとつだ。さまざまな時代、地域、宗教において、死がどのように解釈されてきたのか、古代オリエント、古代エジプト、古代ギリシア・ローマ、イスラム、インド、日本先史時代から近代にいたるまで、各分野の第一線の研究者が読み解く。さまざまな死から、何が見えてくるだろうか。
はじめに 人は死ぬとどこへいくのだろうか
第1章 旧約聖書にみる埋葬と他界観
第2章 ギリシア・ローマの死生観と死後世界
第3章 ツタンカーメン王墓にみる古代エジプトの死生観
第4章 イスラム教における死生観と死後の世界
第5章 ヤマとヴァルナからみるインドの死生観
第6章 日本先史時代の人々は、死者をどのように扱ったのか
第7章 古代日本人の死生観―『古事記』から『日本霊異記』へ
第8章 近代日本人の死生観―「魂」の受けとめ方
あとがき 死者は逝きてなお、生きゆくものなり
人は死後どこへいくのか、そこには何があるのか。それは太古の昔から問いかけられてきた、人類最大の謎のひとつ。様々な時代、地域、宗教において死がどのように解釈されてきたのか、第一線の研究者8名が読み解く。
人は死後どこへいくのか。太古の昔から問いかけられてきた人類最大の謎を月本昭男・松村一男・大城道則・菊地達也・久恒晃代・設楽博巳・伊藤由希子・竹内整一ら第一線の研究者が読み解く。