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- 絵伝と縁起の近世僧坊文芸
-
聖なる俗伝
森話社
堤邦彦
- 価格
- 8,580円(本体7,800円+税)
- 発行年月
- 2017年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784864051071

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[BOOKデータベースより]
高僧伝や縁起譚は近世中期の仏教の卑俗化を背景に伝奇性・娯楽性を帯び絵画化を伴いながら大衆文化に浸透していく。聖と俗の混淆から立ち現れた近世僧坊文芸の変遷を丹念にたどる。
1 近世高僧伝の文芸性と口承性(近世高僧伝の虚と実―道元伝記の変容を中心に;親鸞の産女済度譚―縁起と口碑伝説のあいだ;蓮如上人・幽霊済度の島―真宗史と在地伝承)
[日販商品データベースより]2 絵解きと高僧絵伝(勧化本と絵解き―幡随意上人伝の図像化をめぐって;二十四輩巡拝と関東絵伝;『西光寺御絵伝』と「鬼人成仏証拠之角縁起」;二十四輩寺院縁起の周辺―水辺の風土と念仏の勝利;親鸞伝から『性信上人絵伝』へ―報恩寺絵伝をよみとく;関東絵伝の近代―讃岐に渡った二十四輩伝承)
3 縁起と近世文学(いくさ語りから怪談へ;浄瑠璃姫伝承と寺宝開帳;冥府は現世にあり―地獄観の近世的変容;福神と貧乏神―近世文学は「宿世の貧報」をどうとらえたか;上田秋成と唱導文化)
4 資料篇(『弾誓上人絵詞伝』;『幡随意上人諸国行化伝』)
高僧伝や縁起譚は近世中期の仏教の卑俗化を背景に、伝奇性・娯楽性を帯び、絵画化を伴いながら大衆文化に浸透していく。聖と俗の混淆から立ち現れた近世僧坊文芸の変遷を丹念にたどる。