- わかれのことば
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2017年01月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784265052820
[BOOKデータベースより]
すきな詩は、ありますか?詩には、たのしい詩、やさしい詩、ちょっぴりかなしい詩もあります。この本は詩の絵本です。教科書でよんだことのある詩人の作品です。詩のことばのひとつひとつを、画面いっぱいにえがかれた絵の一まい一まいを、どうぞゆったりと、あじわってみてください。声にだしてよんでみると、より世界がひろがります。
[日販商品データベースより]日本人ならさよなら。アメリカ人なら…。いろいろな国のさよならや職業でのさよならをだじゃれを交えて展開する詩の絵本。巻末には詩の内容や詩人についての解説、教科書に載っている詩の紹介なども掲載。
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【2023年10月発売】






























総合誌「文藝春秋」3月号に「美智子さまは小さな本がお好き」という皇后陛下美智子さまの読書遍歴を檀ふみさん、池内紀さん、それに安野光雅さん三人の鼎談記事が載っていました。
その中で皇后美智子さまが詩をお好きなことをあげ、池内さんがこんな風に話されていたのが印象に残りました。
「散文から詩に行く人は、本当に本好き、活字好きで読みの深い人です」。
それを受けて檀さんが、美智子さまが高校生の頃に詩を暗唱されていた逸話を語っていました。
この絵本は「詩の絵本 教科書に出てくる詩人たち」というシリーズの一冊です。
学校の国語の授業などつまらないと思う人もたくさんいるでしょうが、なかなかどうして教科書で必ず載っている詩などは、もしかしたら人生の中でたった一度しかめぐりあわないかもしれない作品です。
教科書がなかったら、詩と出合うことの喜びや感動を得られないかもしれません。
だったら、やっぱり国語の授業も大切ではないでしょうか。
そして、いいなと感じたら、詩集を手にとることをお薦めします。
でも、まだ少し抵抗があるようなら、この絵本はどうですか。
この絵本の詩人は阪田寛夫さん。
有名な詩でいえば「サッちゃん」。童謡になっています。
そして、この「わかれのことば」は少しばかり日本語で遊んでいます。
例えば、「サイなら さいなら」なんて。
でも、声に出して読むと、日本語のリズムの面白さに気がつくのではないでしょうか。
もちろん絵本ですから、田中六大さんの絵も楽しめます。(夏の雨さん 60代・埼玉県 )
【情報提供・絵本ナビ】