- 共産主義黒書 アジア篇
-
ちくま学芸文庫 ク26ー2
Le livre noir du communisme.筑摩書房
ステファヌ・クルトワ ジャン・ルイ・マルゴラン 高橋武智- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2017年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480097743
[BOOKデータベースより]
各国の共産党政権が行ったテロルや抑圧の過程は、ソ連で練り上げられた母型から派生している。とりわけ中国、北朝鮮、カンボジアなど、アジア共産主義におけるそれは、犠牲者の総数ではソ連を凌駕し、酸鼻も極限に到った。その特徴は、過剰なまでのイデオロギー化と主意主義にある。「正しい思想」による意識の専有、人間の分類と再編成への意志、そして階級敵に対する絶滅政策の発動。この死のプログラムを社会全体に適用することに、政権はある期間成功する―。なぜ共産主義はかくも血塗られたものとなったのか。アジアでの実態とともに問う。
第2部 アジアの共産主義―「再教育」と虐殺のあいだ(中国―夜のなかへの長征;北朝鮮・ベトナム・ラオス―竜を産み落としたもの;カンボジア―目をおおうばかりの犯罪の国で;結論)
なぜだったのか?
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