新市民革命入門

社会と関わり「くに」を変えるための公共哲学

明石書店
長坂寿久　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2016年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784750344324

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　日本のＮＰＯセクターとチャリティ度（東日本大震災に「日本人」はどのように反応したか；日本のＮＰＯセクターはなぜ欧米先進国に比べ小さいのか）
第２章　日本が普通の「くに」になるために、公共圏を取り戻そう！（「公共」とは何か―国家哲学の喪失；日本にはなぜ「公共」圏が存在しないのか；自民党の日本国憲法改正草案に隠されたカラクリとは；世界は公共圏の再生を目指してどのように動いているか；公共論を掲げた横井小楠とは）
第３章　オランダモデルへ向けて―二一世紀の民主主義改革モデルとして（二一世紀の民主主義改革はどこへ行くのか；オランダモデルを形成するために）
第４章　リローカリゼーションの時代へ―地域循環型経済と暮らしへの道（“リローカリゼーション（地域回帰）”とは何か；世界に広がるリローカリゼーション運動；経済のローカリゼーションは何をもたらすか；地域内循環型経済へ向けて―レジリエンス（復元力）とリエコノミー（経済の再構成）とＳＤＧｓ）

[日販商品データベースより]

「公私二元論」の国家構造における「公共性」の不在を解明し、「公共益」の必要性を説く。さらには、オランダモデルを踏まえ、地域から変革していくリローカリゼーションを提唱する。