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[BOOKデータベースより]
私たちを取り巻いているように見える外界も私たちの内面に感じる世界も、しょせん私たちの認知能力や認知プロセスによって捉えられ構築されるかぎりのものであり、認知主体から独立して客観的に存在するものはなにもない。本書は、言語の主観性・間主観性の問題に関して、ラネカーの認知文法のsubjectivityの概念と現象を座標軸・参照点にし、様々な言語現象との関わりで、諸研究を位置づけまた認知文法自体の新たな展開の提案を行う。
第1章 Langackerの視点構図と(間)主観性―認知文法の記述力とその拡張
[日販商品データベースより]第2章 ラネカーのsubjectivity理論における「主体性」と「主観性」―言語類型論の観点から
第3章 Subjectificationを三項関係から見直す
第4章 Langackerの言語観と主観性・主体化―事態認知の本質
第5章 傍観者と参与者―認知主体の二つのあり方
第6章 ナラトロジーからみた認知文法の主観性構図―「焦点化」をめぐって
第7章 懸垂分詞構文から見た(inter)subjectivityと(inter)subjectification
第8章 英語の無生物主語構文と対応する日本語表現の認知文法的再考
第9章 言語における再帰と自他認識の構造―認知文法の観点から
第10章 お話への入り込みのメカニズム―「主体性」の全容を解明するための1つの試み
第11章 主観性と言語使用の三層モデル
言語の主観性・間主観性の問題に関し、ラネカーの認知文法のsubjectivityの概念と現象を座標軸・参照点にし、考察する。