- 経済数学の直観的方法 確率・統計編
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- 価格
- 1,276円(本体1,160円+税)
- 発行年月
- 2016年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062579858
[BOOKデータベースより]
高度に発展した経済数学の本質を70点に及ぶ図・グラフを中心に、直観的に理解していきます。本書では、「確率・統計編」として、「正規分布」のメカニズムを学び、「中心極限定理」の不思議に触れ、教養としての「ブラック・ショールズ理論」を身につけていきます。
第1章 初級編(確率統計を理解するための根本思想;われわれの世界の確率統計はどう成立したか;補足的な基礎知識)
第2章 中級編(最小2乗法の本質;中心極限定理の不思議;ブラウン運動とブラック・ショールズ理論;教養としてのブラック・ショールズ理論)
第3章 上級編(伊藤のレンマと確率微分方程式;実際のブラック・ショールズ理論)
第4章 測度とルベーグ積分(測度とルベーグ積分;これらの概念が要求された経緯;アナログ量とデジタル量;アナログ量の期待値とその積分計算;「測度」への考え方;ルベーグ積分とはどんなものか)
高度に発展した経済数学の本質を、70点に及ぶ図・グラフを中心に、直観的に理解していきます。本書では、「確率・統計編」として、正規分布曲線ができるメカニズムを学び、確率統計論で最も重要な原理とされる、中心極限定理の不思議に触れ、教養としてのブラック・ショールズ理論を身につけていきます。
現代社会を浮き彫りにする経済学。この経済学を表す経済数学は高度に発展してきました。なかでも、マクロ経済学の「動的マクロ均衡理論」と、金融工学の「ブラック・ショールズ理論」は「二大難解理論」として、その頂上をなしています。
この『経済数学の直観的方法』の2冊では、目標をこの「二大難解理論」にしぼっています。これらを直観的に理解してしまえば、そのツートップの頂上から経済数学全体を見渡す格好になり、今までのミクロ経済学などのたくさんの数学的メソッドを、余裕をもって見ることができるという狙いです。
本書では、「確率・統計編」として、現代の金融工学の礎となる「ブラック・ショールズ理論」を身につけます。70点に及ぶ図・グラフを中心に、「正規分布曲線が生まれるメカニズム」「標準偏差、分散の意味」「最小2乗法の基本思想」「中心極限理論の不思議」「確率過程とランダム・ウォーク」「ブラウン運動とブラック・ショールズ理論」「伊藤のレンマと確率微分方程式」「測度とルベーグ積分」など、重要テーマの本質的理解を試み、教養としてのブラック・ショールズ理論を身につけていきます。
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