[BOOKデータベースより]
鋳鉄からアルミニウムまで、メタルによる近代建築史の集大成。材料と構法からエネルギー設備、建築類型から形態と空間に至る総合的な建築デザイン思想を解析。21世紀の建築を見据えたサステイナブル・デザインの提唱。技術史から見たモダニズム建築。
序章 建築の四層構造―メタル建築を総合的にとらえるマトリクス
第1章 技術の世紀末
第2章 一九世紀―芸術から技術へ
第3章 モダニズム建築運動―技術の建築化
第4章 盛期モダニズム―技術の世界化
第5章 ポストモダニズムからハイテックへ―技術の成熟化
第6章 ハイテックからエコテックへ―技術のサステイナブル化
補論1 アルミニウム建築―もうひとつのメタル建築
補論2 ミース問題―コンポジションとコンストラクション
補論3 システム化と工業化の目的―構法と機能
メタルによる近代建築史の集大成。材料と構法からエネルギー設備、建築類型から形態と空間に至る総合的な建築デザイン思想を解析。21世紀の建築を見据えたサステイナブル・デザインの提唱。
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序章 建築の四層構造──メタル建築を総合的にとらえるマトリクス
建築をとらえる四つの視点/コンピュータモデルと頭脳モデル/四層構造と建築技術/四層構造の相互関係/四層構造のマトリクス
第一章 技術の世紀末
『建築の世紀末』を建築技術史として読む/職能としての建築家の誕生/合理主義・機能主義・技術主義/アーツ・アンド・クラフツ運動とアール・ヌーヴォー/鉄骨造の出現と非物質化/近代建築運動
第二章 一九世紀──芸術から技術へ
鋳鉄柱の可能性/社会階級と技術/技術と芸術/新しい機能/植民地建築と工業部品化/クリスタル・パレス/新しい空間体験/鉄骨構造のための建築理論/非物質化
第三章 モダニズム建築運動──技術の建築化
モダニズムの四層構造/アール・ヌーヴォー/非物質化への抵抗/表現主義/ロシア・アヴァンギャルド/戦争と技術/工場建築とアルバート・カーン/ガラスの家/ル・コルビュジエ/ミース・ファン・デル・ローエ/技術の建築化/リチャード・バックミンスター・フラー/エフェメラリゼーション/ジャン・プルーヴェとコンラッド・ワックスマン
第四章 盛期モダニズム──技術の世界化
スカイ・スクレーパー/モダニズムのアメリカ化/ケース・スタディ・ハウス/イームズ邸の四層構造/工業化とシステム化/大衆化とポップ化/日本の初期鉄骨建築/数寄屋と鉄骨構造
第五章 ポストモダニズムからハイテックへ―技術の成熟
六〇年代から大阪万博へ/ポンピドゥー・センターからハイテックへ/ハイテック・スタイルの興隆/ライト・コンストラクションとデコン
第六章 ハイテックからエコテックへ──技術のサステイナブル化
グッゲンハイム美術館ビルバオ/せんだいメディアテーク/動く建築/アルミニウム建築/エコテック・スタイル/セミラチスで多元的な建築
おわりに──非物質化とエフェメラリゼーションの行方