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「錫器」の持つ不思議な特性と深い味わい。きりりと冷たく見た目も涼しい。飲み物の旨味を一層、引出します。錫は冷たいビールを入れると瞬時に冷え、またガラスに比べて空気への熱伝導が低く、冷たさを持続させます。父の日など贈り物に最適な一品です。通にはわかる錫器の良さ。錫器は現在もこれら職人により一つひとつ昔ながらの製作方法で丹念に作られています。素材・材質:錫97%以上商品サイズ:直径7.2×H12.0cm本体重量:330g製造元/大阪錫器製造国/日本 made in japan■日本の錫器の歴史錫器が日本に伝わったのは今から約1300年前といわれ、奈良正倉院宝物に錫製薬壷・水瓶などが数点保存されています。金、銀に並ぶ貴重品であった錫は宮中でのうつわや有力神社の神酒徳利、榊立などの神仏具としてごく一部の特権階級のみ使用されてきました。『人倫訓蒙図彙』(1690年出版された風俗事典的絵本)では「錫師は錫鉛を以て徳利鉢茶壺を造る、」と記され、江戸初期に京都を中心に製作され、その後広く一般にも普及していくと酒器や茶器の形も美しさを保ちながら使い易さを重視した現在の形に落ち着いてゆきました。■大阪浪華錫器の歴史大阪における錫器造りの起源は、延宝7年(1679年)『難波雀』に「錫引き、堺い筋」とその記録があり、江戸中期には、心斎橋・天神橋・天王寺など流通の良い上方(大阪)で生産され、やがて産地から産業へと拡大されました。錫屋の老舗 錫半(1996年閉店)が正徳4年(1714年)が心斎橋にて開業、最盛期の昭和前半には大阪全体で250余名もの職人が競うようにその腕を振るったといわれています。第2次大戦の勃発とともに、職人の招集が相次いだり、戦時統制により材料の入手が困難になるなど大きな打撃をうけました。それでも、昭和58年(1983年)3月、錫器の伝統性・技術・技法等について審議の結果、当時の通産大臣(現 経済産業大臣)より伝統的工芸品『大阪浪華錫器』として指定・承認されました。日々の研鑚を忘れることなく先人たちの優れた技術や知恵を受け継ぐ品を作り続けています。■お取り扱いの注意1.ご使用後は水洗いの後必ず水気を拭き取ってください。2.時々晒しなどでお手入れすることで輝きは保ちます。3.長期の使用で汚れや飲み物の色が付着した場合、使い古しのスポンジに重曹や歯みがき粉を付け円周に沿って少し強く拭いてください。※注:錫器のイブシ仕上げの商品は柔らかい布で軽く汚れを拭くだけにしてください。研磨剤等で磨くことで色落ちや模様が薄れる恐れがあります。※手作りの為、色・形・大きさ等が写真と多少異なる場合がございます。予めご了承ください。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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「錫器」の持つ不思議な特性と深い味わい。きりりと冷たく見た目も涼しい。飲み物の旨味を一層、引出します。錫は冷たいビールを入れると瞬時に冷え、またガラスに比べて空気への熱伝導が低く、冷たさを持続させます。父の日など贈り物に最適な一品です。通にはわかる錫器の良さ。錫器は現在もこれら職人により一つひとつ昔ながらの製作方法で丹念に作られています。
素材・材質:錫97%以上
商品サイズ:直径7.2×H12.0cm
本体重量:330g
製造元/大阪錫器
製造国/日本 made in japan
■日本の錫器の歴史
錫器が日本に伝わったのは今から約1300年前といわれ、奈良正倉院宝物に錫製薬壷・水瓶などが数点保存されています。金、銀に並ぶ貴重品であった錫は宮中でのうつわや有力神社の神酒徳利、榊立などの神仏具としてごく一部の特権階級のみ使用されてきました。
『人倫訓蒙図彙』(1690年出版された風俗事典的絵本)では「錫師は錫鉛を以て徳利鉢茶壺を造る、」と記され、江戸初期に京都を中心に製作され、その後広く一般にも普及していくと酒器や茶器の形も美しさを保ちながら使い易さを重視した現在の形に落ち着いてゆきました。
■大阪浪華錫器の歴史
大阪における錫器造りの起源は、延宝7年(1679年)『難波雀』に「錫引き、堺い筋」とその記録があり、江戸中期には、心斎橋・天神橋・天王寺など流通の良い上方(大阪)で生産され、やがて産地から産業へと拡大されました。
錫屋の老舗 錫半(1996年閉店)が正徳4年(1714年)が心斎橋にて開業、最盛期の昭和前半には大阪全体で250余名もの職人が競うようにその腕を振るったといわれています。
第2次大戦の勃発とともに、職人の招集が相次いだり、戦時統制により材料の入手が困難になるなど大きな打撃をうけました。
それでも、昭和58年(1983年)3月、錫器の伝統性・技術・技法等について審議の結果、当時の通産大臣(現 経済産業大臣)より伝統的工芸品『大阪浪華錫器』として指定・承認されました。
日々の研鑚を忘れることなく先人たちの優れた技術や知恵を受け継ぐ品を作り続けています。
■お取り扱いの注意
1.ご使用後は水洗いの後必ず水気を拭き取ってください。
2.時々晒しなどでお手入れすることで輝きは保ちます。
3.長期の使用で汚れや飲み物の色が付着した場合、使い古しのスポンジに重曹や歯みがき粉を付け円周に沿って少し強く拭いてください。
※注:錫器のイブシ仕上げの商品は柔らかい布で軽く汚れを拭くだけにしてください。研磨剤等で磨くことで色落ちや模様が薄れる恐れがあります。
※手作りの為、色・形・大きさ等が写真と多少異なる場合がございます。予めご了承ください。