[BOOKデータベースより]
私は小説はとにかく作品ではなく日々だ。「私」をほどいていく小説家の思考=言葉。芸術の真髄へいざなう21世紀の風姿花伝。
弦に指がこすれる音
方向がない状態
果てもなくつづく言葉の流れ
書き手の時間・揺れ
小説という空間
未整理・未発表と形
ランボーのぶつくさ
一字一句忘れない
読者の注意力で
作者の位置から落ちる〔ほか〕
破り捨てた文章も手紙もメモも日々のすべてが小説に流れ込む、私は小説はとにかく作品ではなく「日々」だ…。「私」をほどいていく小説家の思考=言葉。芸術の真髄へいざなう21世紀の風姿花伝。
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小説;芸術;批評;カフカ;ベケット;小島信夫