- 戦地からのラブレター
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第一次世界大戦従軍兵から、愛するひとへ
亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ 2ー13
Paroles de poilus.- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2016年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784750514437
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第一次世界大戦従軍兵から、愛するひとへ
亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ 2ー13
Paroles de poilus.
[BOOKデータベースより]
結婚したばかりの妻に天国での再会を誓う銃殺前夜の手紙。実家の農家の収穫を心配し、手伝えないことを家族に詫びる手紙。塹壕でのつらい日々を母に、恋人に訴える手紙。ラジオ番組の呼びかけに応えて、納屋や屋根裏に仕舞われた、たくさんの古い手紙が集まった。若い命が意味もなく奪われ続ける第一次世界大戦の戦地にて、必死の思いで綴られた「ラブレター」は、読む者の心をゆさぶらずにはおかない。
最初の夏
[日販商品データベースより]秋
冬
春
夏
最後の秋
エピローグ
愛する者へ、最後のメッセージ
家に残した妻への甘い愛の囁き、敵兵のヘルメットをねだる息子に戦場の花を摘んで贈る父の思い、平和への願い、死の恐怖―。
極限状況下で、大切なひとへ宛てて綴られた兵士たちのことばが100年の時を超え、こだまする。
「ドイツ軍の銃弾も約束するよ。今度、持って帰る。でも、ドイツ軍のヘルメットは無理かもしれない。今、ドイツ兵からヘルメットを取り上げるのは、時期が悪い。とても寒いから風邪を引いてしまうかもしれない。それにね、モーリス、考えてごらん。ドイツ人だって僕たちと同じなんだよ。もし、ドイツの子供がお父さんにお前と同じようなおねだりをして、ドイツ兵がフランス軍のケピ帽を持ち帰ったとするだろう。その帽子が父さんのケピ帽だったら、お前、どう思う?」
(本文より)