[BOOKデータベースより]
修道院の思索の庭から、権勢誇示のため贅を尽くした整形庭園へ、そして不屈のイングランド精神を主張する風景庭園から、「古き良きイングランド」の象徴であるコテージ・ガーデンまで、何世紀もかけて、岩だらけの島を花いっぱいのエデンの園に変えてきた、「ガーデナー」の国民と庭園とのつきあいの歴史をたどる。
序章 岩だらけの島をエデンの園に
第1章 海を越えてやってきたもの(一六世紀以前)
第2章 王侯貴族の大庭園と大陸文化の影響(一六世紀から一七世紀)
第3章 イングランド式風景庭園と自国意識の高まり(一八世紀)
第4章 大英帝国の庭と植物(一九世紀)
第5章 新たなイングリッシュ・ガーデンの誕生(一九世紀末から二〇世紀初め)
第6章 「ガーデナーの国民」の成立(一九二〇年代以降)
終章 「ガーデナーの国民」の真相
修道院の思索の庭から、「古き良きイングランド」の象徴であるコテージ・ガーデンまで。何世紀もかけて、岩だらけの島を花いっぱいのエデンの園に変えてきた「ガーデナー」の国民と庭園とのつきあいの歴史をたどる。
何世紀もかけて、岩だらけの島を花一杯のエデンの園に変えたイギリスのガーデナー。そのガーデニング文化を俯瞰する、初の試み!