[BOOKデータベースより]
フランスの1901‐1998年までの約100年間における税務記録を徹底分析し、20世紀の同国における格差の長期的構造を浮き彫りにする。経済学者ピケティの出発点となり、『21世紀の資本』へと連なる記念碑的研究書。
概論 高所得者に注目するのはなぜか?
第1部 20世紀フランスにおける所得格差の推移(20世紀の間に5倍になった「平均」購買力;20世紀フランスの高所得者の所得構成と所得水準の推移;20世紀フランスにおける給与格差)
第2部 20世紀フランスの高所得と再分配(1914年から1998年までの所得税法;誰が何を払ったのか?)
第3部 フランスとクズネッツ曲線(「不労所得生活者の終焉」は税務統計上の幻想なのか?;諸外国の経験と比べてフランスをどのように位置づけるか?)
結論 21世紀初頭のフランスにおける高所得者
母国フランスの20世紀の100年にわたる格差の長期的構造をあぶり出す。ピケティ教授の代表作にして世界的ベストセラー「21世紀の資本」の原点となった研究書、ついに邦訳。
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世界中で旋風を巻き起こしたピケティの主著にして原点。母国フランスの税務データを徹底分析し、格差の構造をあぶり出す本格研究書。