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[BOOKデータベースより]
名家の跡取り、優秀な息子、近代日本を背負う軍医であり小説家―エリート・鴎外が抱いた複雑なコンプレックスの正体とは?へりくだりながらドーダする「軟ドーダ」の元祖・成島柳北、「小説はいったい何の役に立つのか?」と苦悩し続けた「外ドーダ」第一号・坪内逍遙、そして究極の「外ドーダ」人間となった・森鴎外。作家らの本質を炙り出し、明治文学史がよりよく分かる新たな文学論!ドーダとは?「ドーダ、俺はすごいだろう」という、自己愛を核としてなされるすべての表現行為のことである。
帰ってきたドーダ
軟ドーダの元祖・成島柳北
外ドーダでい続けた坪内逍遙
究極の「外ドーダ」森鴎外
森鴎外と米食論争
森鴎外のもつれた愛国心
「踊る鴎外」から「踊らない鴎外」へ
森鴎外の二重構造的心理
名家の跡取り、優秀な息子、近代日本を背負う軍医であり小説家…。エリート・鴎外が抱いた複雑なコンプレックスの正体とは。偉大な文学者の過剰な自意識に迫る、画期的な文学評論。
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東大で独逸語を学び、ドイツに留学したのちには軍医の傍ら、小説家としても名をはせた森?外。彼には西欧人コンプレックスから生まれた「ドーダ」がある、と著者は説く。偉大な文学者の過剰な自意識に迫る画期的な文学評論