- 万葉集と日本の夜明け
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- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2016年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569764849
[BOOKデータベースより]
現存する最古の歌集『万葉集』には、日本と日本人の夜明けの姿がいきいきと描かれている。とくに東歌・防人の歌では庶民の作が多く、奈良朝の、貴族でない人々の心象に分け入ることができる。本書は、若き日に和歌に傾倒した「歴史探偵」が、万葉の世界を現代感覚で読み解く。「雑学・名もなき人の歌」「長安の山上憶良」の二部構成で思わず耽読してしまう滋味深い随想集。
第1部 雑学・名もなき人の歌(男と女の恋模様;東歌の愛と死;車座で酒飲み歌う人々の人間賛歌;日本の中の古代朝鮮;万葉前夜の物語;防人の歌、別離の想い;防人と特攻隊員の哀切)
第2部 長安の山上憶良―わが中国紀行(西安市内の遺跡の数々;「歌行体」という新しい詩;帰りなん、いざ日本へ)
最古の歌集『万葉集』から、日本と日本人の心の源流を読み解く…。“歴史探偵”の著者が、現代の視点から楽しく、わかりやすく論じた好著。
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