この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- テクスト世界の解釈学
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2012年12月発売】
- 死まで生き生きと
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2010年01月発売】
- 道徳から応用倫理へ
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2013年07月発売】
- ライプニッツ 新装版
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【1997年11月発売】
- グラムシ思想の探究
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2007年12月発売】
[BOOKデータベースより]
先に『テクスト世界の解釈学』でリクール哲学を解釈学的現象学の視点から捉えた著者は、カントの「人間学」に導かれて、「過ちやすい人」、「罪ある人」、「行動し、受苦する人」、「能力ある人」など様々な人間存在の限りない可能性を追究し続けたリクールの思索の軌跡を、新たに「哲学的人間学」の視点から描き出した力作である(書き下ろし)。
第1部 人間、この過ちやすきもの(意志の現象学―「ひとえに人間的な自由」;意志の経験論―「人間は生来脆く過ちやすい」;悪の象徴論―「アダムにおいてすべての人が罪を犯した」;悪の神話―「はじめに神話があった」)
第2部 物語的自己同一性(解釈学としての精神分析;解釈学の言語論的転回;テクストと生の循環)
第3部 「能力ある人」の人間学(自己の解釈学をめざして;自己性と他者性の弁証法;「能力ある人」の主題;表象から再認の行程;自己の再認から相互承認へ)