- オリゲネス 新装版
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784389421137
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[BOOKデータベースより]
イエスの死後一五〇年、ヘレニズム文化の中心都市アレクサンドリアに生まれたオリゲネスは、殉教者となった父からキリスト教信仰を培われ、ユダヤ教・ギリシア哲学・異端との対峙の中で、父なる愛情深い神と、その神から離れキリストによって連れ戻される人間との間に織りなされる壮大なドラマともいうべき神学を構築する。キリスト教神学の揺籃期に生まれたその神学、聖書研究は後世に多大な影響を及ぼし、現代にも大きな波紋を投ずるものである。しかし、その生涯は波乱に富んだものであり、死後もその評価は大きく二分される。死後三〇〇年して異端宣告され、その思想は抹消されるかにみえたが、絶えず人々の関心をひき続け、二〇世紀に至り不死鳥のごとく蘇る。それは一人の偉大な思想家の数奇な生涯と、その思想の脈々と生き続ける活力を示すものである。
序章 アレクサンドリア
[日販商品データベースより]1 アレクサンドリアのオリゲネス(殉教者の父;若き教師;旧約聖書の批判研究『ヘクサプラ』;問題提起の『諸原理について』;アレクサンドリア退去)
2 カイサレイアのオリゲネス(教師オリゲネス;聖書釈義家オリゲネス;護教家オリゲネス―『ケルソス駁論』;殉教への憧れ―死)
終章 オリゲネスのその後
ヘレニズム文化の中心地アレクサンドリアに生まれたオリゲネスは,ユダヤ教・ギリシア哲学・異端との対峙の中で神学を構築する。この神学・聖書研究は後世に影響を及ぼし,現代にも大きな波紋を投ずるものである。彼の生涯は波乱に富んだものであり,彼の業績の評価は大きく分かれる。死後三〇〇年して異端宣告されたが,絶えず人々の関心を引き続け,二〇世紀に至り不死鳥のごとく蘇る。この偉大な思想家の数奇な生涯と活力ある思想をいきいきと描き出す。