- 「強すぎる自民党」の病理
-
老人支配と日本型ポピュリズム
PHP新書 1058
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569830698
[BOOKデータベースより]
2016年7月の参議院選挙では、自民・公明の与党が過半数を大きく上回り、「改憲勢力」が3分の2を超える戦後初めての状況になった。しかし、「アベノミクス」の下、成長率はゼロに近づき、政府債務は1100兆円を超えた。しかも高齢化はさらに急速に進み、このままでは2030年代には社会保障会計は大幅な債務超過になりかねない。にもかかわらず、安倍内閣はポピュリズム政治を繰り広げ、野党は「民共共闘」などという失策を重ねるばかり。どうしてこんな政治になってしまっているのか。戦後政治史を追って、日本の「無責任の体制」の根源を衝く意欲作。
世界に広がるポピュリズム
老人の老人による老人のための政治
六〇年安保で失われた政策論争
社会党という無責任政党
田中角栄の生んだバラマキ福祉
小沢一郎がつくって壊した日本の政治
小泉政権「官邸主導」の革命
民主党政権の「政治主導」はなぜ失敗したか
「安倍一強」はいつまで続くのか
成長経済から成熟経済へ
もし小泉進次郎が首相になったら
「老人翼賛政治」がもたらす歴史的悲劇。なぜ自民党は強いのか。それを歴史的に分析した時、驚くべき「民主主義の欠陥」がみえてくる…。ポピュリズムの恐るべき末路を問う書。
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なぜ自民党はこれほど強いのか。それを歴史的に分析したとき、驚くべき「民主主義の欠陥」がみえてくる。参院選の副読本としても必読。