- マイヤ・プリセツカヤ
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784591151020
[BOOKデータベースより]
幼い頃から踊ることが大好きだったマイヤは、ボリショイ・バレエに入団します。政府から圧力をかけられても負けずに踊りつづけ、高い跳躍と確かな演技力で人びとを魅了しました。やがてマイヤは、20世紀最高とうたわれるほどの偉大なバレリーナとなるのです。
序章 ソビエトから来た白鳥
第1章 モスクワの少女
第2章 ボリショイ劇場
第3章 共産党との闘い
第4章 バレエの創作
第5章 羽ばたきつづける白鳥
ためになる学習資料室
ソ連の首都モスクワに生まれたマイヤは、踊ったり演じたりすることが大好きで、バレエ学校に入学する。楽しい学校生活を送っていたが、ある日突然、スターリンの粛清により父は逮捕され、母も行方不明になってしまう。マイヤはおばに引き取られ、バレエ学校を卒業した。その後マイヤは、ボリショイ・バレエに入団し、華やかなトップスターとして活躍する。だがその一方で、ソ連当局からスパイや亡命を疑われて24時間監視され、海外公演も許されない日々が続いた。さまざまな政治的圧力がかけられるなか、マイヤはバレエを踊るために闘い続け、ついに海外の舞台に立つ。マイヤの踊りは、その実力の高さで、世界中の観客たちに大きな衝撃をあたえるのだった。――20世紀最高とうたわれた偉大なバレリーナの物語。
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ソビエトに生まれたというだけで、表現の自由や海外との交流がこれほどまでに制限され、監視されているのかと驚きでした。
父親も母親も大変な目に遭い、マイヤ自身も監視され続け、自分の思うような活動が出来ない部分もあったかもしれない。
それでも自分の思うバレエの表現を模索し続け、切り拓いていく姿は本当に素晴らしいと思いました。(hime59153さん 50代・三重県 男の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】