物語の「脇役」から迫る全員が考えたくなるしかける発問３６

小学校国語

東洋館出版社
長崎伸仁　創価大学　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2016年08月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784491032504

内容情報

[BOOKデータベースより]

主人公ではないけれど、その近くにいて作品をドラマチックにする、物語の「脇役」。実は、「登場人物同士の関係」「主人公の心情の変化」など、国語で教えたい内容を、脇役を通して読むことで、よりよく迫ることができるのです。気持ちを５段階のスケーリングで表現させる、直接書かれていない脇役の会話を考えて演じる、脇役の行動がなかったらどうなったかを想像させる…脇役から広げ、誰もが考えたくなる・答えたくなる「しかける発問」で、楽しく思考の深まる授業にチャレンジ！

第１章　「脇役」に光を当てた文学の授業（映画「幸福の黄色いハンカチ」から学んだ脇役の存在；教科書教材における脇役たち―「たぬきの糸車」の場合；「きつねのおきゃくさま」の脇役の存在―「教師用指導書」と「脇役発問」との比較研究；結語に代えて―「脇役発問」は子どもの新たな読みを引き出す）
第２章　「脇役」で全員が考えたくなる！しかける発問３６（おおきなかぶ；どうぞのいす；ずうっと、ずっと、大すきだよ；お手紙；かさこじぞう；アレクサンダとぜんまいねずみ　ほか）