- 旅芸人のいた風景
-
遍歴・流浪・渡世
河出文庫 お15ー2
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784309414720
[BOOKデータベースより]
「物乞い、旅芸人、村に入るべからず」―川端康成「伊豆の踊子」で、旅役者たちは忌避され、賎視される。放浪の被差別芸人がどうして生まれ、どう暮らしてきたか、実見を踏まえて細かく掘り下げる。被差別民が辿り着いた予祝芸の世界と、修験者の呪いから香具師の大道芸に到る芸能の起源を探る。
第1章 街道に生きる遊芸民
第2章 「物乞い、旅芸人、村に入るべからず」
第3章 ドサ回りの一座と役者村
第4章 香具師は縁日の花形だった
第5章 医薬業と呪術の世界
第6章 遊芸民を抑圧した明治新政府
まとめ 旅芸人の生きてきた世界
かつて日本には旅芸人がいた。定住できない人々は、手仕事の合間、正月などには予祝芸をもって、全国を渡り歩いた。その実際を描く。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 「悪所」の民俗誌
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年06月発売】
- 沖浦和光著作集 第四巻
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2016年10月発売】
- 天皇と賤民の国
-
価格:946円(本体860円+税)
【2019年02月発売】
- 竹の民俗誌 新装版
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2018年04月発売】
- 沖浦和光著作集 第五巻
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2016年12月発売】






























かつて日本には多くの旅芸人たちがいた。定住できない非農耕民は箕作り、竹細工などの仕事の合間、正月などに予祝芸を披露し、全国を渡り歩いた。その実際をつぶさに描く。