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[BOOKデータベースより]
時代の「峠」に立っていたロンドンの漱石とホームズ。合わせ鏡の中から浮は彫りになる、格差社会、南北問題、戦争…。二人の天才が、百年の歳月を超え、今、新たな時代の「峠」に投げかけるメッセージとは?
第1章 『帰還』シリーズに注目せよ―同時代を生きた漱石とホームズ(『帰還』への道―漱石訪英とホームズ復活;『帰還』シリーズに探る漱石のロンドン;電灯はまぶしかった―電気の時代の漱石とホームズ;自転車に乗るホームズと漱石の『自転車日記』;ホームズを救った日本武術と漱石の「自己本位」)
[日販商品データベースより]第2章 『六つのナポレオン』と漱石の悲哀―膨張する都市の南北問題(KensingtonとKennington、一字違いが大違い―ロンドンの地図を眺めるドイルと漱石;「〃」が語る漱石のケンジントン・コンプレックス;北の高台の秘密―『犯人はふたり』と『下宿』『過去の臭い』;カンバーウェルの胸キュン―『倫敦消息』と『四つの署名』)
第3章 戦時下のロンドンから―大量殺戮と個人主義の相克(それぞれの南ア戦争;戦争が個を破壊する―戦争文学としての『趣味の遺伝』;ホームズ物語の終焉と漱石の「亡びるね」)
漱石とドイル。両者がすれ違ったロンドンを舞台に、それぞれが抱えた葛藤とホームズ人気の謎を盛り込みながら、「この100年、日本人は西洋に学ぶことで幸せになれたのか」という、問いに迫る文学教養エッセイ。